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TEL 0494-23-6624
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法律で毎年一回予防注射を受けるよう義務づけられている人畜共通伝染病です。現在、狂犬病に対する治療法はなく、犬も人も発症すれば致死率が100%の非常に恐ろしい病気です。幸い日本では、1957年以降発生していません。これは予防注射の徹底と厳重な検疫により守られているからです。
しかし、世界の大部分の地域では、今でも多く発生しているために、いつ侵入してくるかもしれません。そのために検疫の強化とともに飼い犬全体の免疫保有率を常時高くしておくことが不可欠です。
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原因
狂犬病ウィルスに感染した犬の唾液から咬傷などにより感染します。狂犬病は、犬だけの病気ではなく、基本的にすべての哺乳動物に感染しますので、罹患し狂暴化した動物からも感染します。
症状
狂犬病の症状は、人も犬も同様で狂躁型と麻痺型と呼ばれる2つの型があります。大多数は、狂躁型で食欲不振、情緒不安定などの症状に続き、ヨダレを出すなどの興奮状態を示し、攻撃的になります。その後は、元気がなくなり昏睡し死亡します。麻痺型は、発症例の2割程度にみられ、発症初期から麻痺状態がでて3〜6日で死亡します。
予防
狂犬病は、犬だけの病気と思われている方も多いのですが、前述したように、すべての哺乳動物が感染しますので、犬以外の動物により海外から狂犬病が入ってくる可能性もあるのです。
日本では、狂犬病予防法により生後3ヶ月以上の犬は狂犬病の予防注射を受け、登録することが義務づけられています。狂犬病の発生を防ぐために、毎年、必ず予防注射を受けて下さい。 |
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