太陽電池とは
 太陽電池は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する大面積の半導体(PN接合ダイオード)です。機械的エネルギーを介さず『静か』で、『クリーン』なエネルギー発生装置です。また、太陽光が照射されている間は、電気を発生し続けます。太陽電池は、一般の鉛蓄電池などの化学電池とは異なり、物理的にエネルギーの形態を変換させるデバイスであり、物理電池と呼ばれています。本質的に電気エネルギーの貯蔵能力が無く蓄電機能はもっていません。

発電の原理
 京セラの太陽電池は、厚さ約O.4mmの多結晶シリコン基板にPN接合を作り、その後反射防止膜を形成して電極を付けます。この太陽電池素子に光が照射されると、光電効果により電子(-)と正孔(+)の対が作られます。これらの電子と正孔の対は内部の電界により、電子はN型へ、正孔はP型へ分離収集されます。その結果、起電力を生じ、外部に負荷を接続すると電流が流れます。

 
● 設置工事の様子 ●
ソーラーパネル取りつけ用ラックの工事です。
パネルを取り付け始めたところ。
完成です。

パネルの角度は10度です、
3階の陸屋根ではこの程度の角度にしかできないのだそうです。

パネルの表面は、こんな感じになっています。近寄ってみると、結晶がとてもきれいです。(写真を撮った時、パネルが少々汚れていました。)


● システム構成機器 ●

太陽電池 :  G421-1(W) 145W × 36枚
    開放電圧 DC299V 公称値 +25V 〜-65V  5.22kw 

インバータ :  エコノライン 440
   定格出力容量 4.4kw  単層2線AC202V 定格電流 22A


● 装置の働き・・・通常運転 ●

昼間は太陽電池で発電した電力(直流)をインバータで家庭用の電力(交流)に変換し、住宅用分電盤に送ります。
余った電力は電力会社に買い取ってもらうかたちになります。

通常運転時の動作概要

インバータの中身

 
ソーラー発電の実際の稼動状況等でご質問のある方は、こちらまでお願いいたします。
 

 
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